角結膜疾患

細菌性結膜炎について

細菌性結膜炎について

細菌性結膜炎はその名の通り、細菌が結膜に感染することで眼脂充血などの症状を来す疾患です。
基本的には免疫力が弱い人に起こるので幼児高齢者に二峰性のピークをもちます。

細菌性結膜炎の起因菌

幼児の起因菌

  • ぶどう球菌
  • インフルエンザ桿菌
  • 肺炎球菌

高齢者の起因菌

  • ぶどう球菌
  • 肺炎球菌

高齢者の長期臥床やアトピー性皮膚炎、漫然と抗菌点眼が投与されているような例ではMRSAクラビット耐性のコリネバクテリウムなどが原因となることがあるので注意が必要です。

細菌性結膜炎の症状

細菌性結膜炎の眼脂は膿性で黄白色をしており、アデノウイルスなどの水性眼脂とは違った性状です。

細菌性結膜炎の治療

クラビット点眼が使われることが多いです。
クラビット点眼には0.5%と1.5%の点眼がありますが、基本的には1.5%のものを使用します。

耐性菌が原因でなければクラビット点眼で比較的すぐに良くなることが多いですが、難治性や慢性結膜炎となっている方は注意が必要です。

その場合には前述のMRSAなどの黄色ぶどう球菌によって眼瞼炎も伴い長期化している可能性があるので培養検査が有用です。

また、難治性結膜炎の中には涙小管炎慢性涙囊炎が隠れていることもありますので一度は通水検査なども考慮すると良いかと思います。

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