角結膜疾患

posterior corneal vesicle(PCV)について

posterior corneal vesicle(PCV)とは

PCVは角膜後面に帯状または嚢胞状の病変を認める疾患です。

PCVと聞くと黄斑変性のPCV(polypoidal choroidal vasuculopathy)を思い浮かべる方が多いかと思いますが、角膜にもPCV(posterior corneal vesicle)があります。

posterior corneal vesicle(PCV)の症状

非遺伝性片眼性の疾患で、基本的に無症状で視力低下も無いことから、眼科検診や受診時に偶然発見されることが多いです。

posterior corneal vesicle(PCV)の所見

上記右眼の写真のように細隙灯所見では角膜内皮が帯状にめくれたような病変を認めます。

PCVがある方の眼では、正常眼と比べて内皮細胞数の低下を認めます。
1000個/mm2程度まで下がっていることもありますが、長期的にも非進行性で通常治療は要しません。

posterior corneal vesicle(PCV)の鑑別疾患

他の鑑別疾患としては鉗子分娩や外傷によるデスメ膜破裂が重要です。
基本的に問診で鑑別できますが、デスメ膜破裂による帯状病変は垂直に走行することが多いですが、PCVでは水平に走行していることも特徴的です。

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