2026年2月に行われた第56回視能訓練士国家試験、午後75問の解答と解説です。
最初の5問は書籍『第56回視能訓練士国家試験問題解説』と同じフル解説、6問目からは答えと要点だけを載せています。全150問を選択肢1つずつ検討した解説、別冊の画像26問の読み方、描き下ろした図は書籍のほうにまとめました。まず5問を読んでみて、この調子で続きも読みたいと思っていただけたら覗いてみてください。

問題文と別冊の画像は厚生労働省のページから見られます。午前75問の解説はこちらです。
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目次
1問:中心フリッカ検査
答えは4
中心フリッカ検査では、点滅する光をだんだん速くしていきます。ちらつきが分からなくなって連続した光に見え始めたときの点滅回数が臨界フリッカ値です。どれだけ速い点滅まで反応できるかを見ているので、時間分解能の検査ということになります。
視力検査が「どれだけ細かい形を見分けられるか」という空間分解能を測るのに対し、フリッカ検査は「どれだけ速い点滅に反応できるか」を測ります。屈折値はオートレフラクトメータ、網膜感度は視野検査、眼位のスクリーニングはカバーテストで調べるもので、フリッカ検査の役割とは違います。
神経には、一度反応すると次の刺激にすぐは反応できない不応期があります。点滅が速すぎると反応が追いつかず、ちらつきとして感じられなくなります。
視神経炎では脱髄が起こり、信号の伝わりが不安定になって不応期も延びます。正常なら反応できていた速さの点滅についていけなくなり、フリッカ値が下がります。視力が保たれていてもフリッカ値だけ落ちることがあるのはこのためで、視神経の機能を見る指標としてよく使われます。
2問:国際生活機能分類〈ICF〉
答えは3
ICFは、病気や障害を幅広くとらえる考え方です。「体の機能」だけでなく、日常生活でできること(活動)、社会にどれだけ参加できるか(参加)、さらに本人を取り巻く環境まで含めて見ます。
ICFでは障害を固定的・不可逆的なものとは考えません。周囲の環境を整えれば、参加の制約は小さくできるという前提に立っています。障害は本人の心身の状態だけでなく、周囲の環境(バリアの有無など)との組み合わせで決まると考えるので、個人の内的要因だけでは決まりません。医学的な診断名がついていても、日常生活や社会参加に支障がなければ、ICFの考え方では必ずしも障害とは判定されません。
3問:眼の自律神経機能
答えは5
近くを見るときには近見反応が起こります。同時ではなく、輻輳→調節→縮瞳の順です。この一連の反応を担当しているのが副交感神経で、涙の分泌も促します。交感神経は逆に瞳孔を開きます。
瞳孔括約筋は瞳孔を縮める筋肉なので、麻痺すると縮められなくなって瞳孔はむしろ開きます。瞳孔散大筋は瞳孔を開く筋肉で、収縮すれば散瞳です。毛様体筋はピント調節を担う筋肉で、収縮すると水晶体が厚くなり近くにピントが合います。調節に付随して縮瞳も起こるので、毛様体筋は副交感神経支配とセットで覚えてください。
涙液は目の表面を常に潤すために少しずつ分泌されています。この基礎分泌が副交感神経の支配を受けているので、答えは5です。
4問:角膜上皮のターンオーバー
答えは3
角膜上皮の細胞は、角膜のふちの輪部にある幹細胞から次々に生まれます。中心に向かって移動しながら表面に押し上げられ、最後にはがれ落ちます。この一巡にかかる期間がおよそ1週間です。
目に小さな傷がついても数日でふさがるのは、この入れ替わりが活発だからです。
5問:眼組織の血流
答えは4
眼の中で血流が最も多いのは脈絡膜です。脈絡膜は網膜のすぐ外側に広がる血管の層で、色素上皮ごしに視細胞へ酸素と栄養を届けています。視細胞は光を感じるために活発に働くので、大量の血液が絶えず必要になります。
角膜と硝子体にはそもそも血管がありません。網膜には網膜中心動脈が来ていますが、脈絡膜ほど豊富ではありません。毛様体にも血流はありますが、やはり脈絡膜が最も多くなります。
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ここまでが書籍の解説です。以降は答えと要点のみを載せています。
全150問について選択肢を1つずつ検討した解説、別冊の画像26問の読み方、そして文章では伝わりにくいところに描き下ろした図は、書籍『第56回視能訓練士国家試験問題解説』(Kindle・ペーパーバック)に収録しています。
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6問:房水
答えは3
房水は毛様体でつくられ、後房→瞳孔→前房→線維柱帯→Schlemm管から眼外の静脈へ流れます。産生量は毎分2〜3μLで、夜間はむしろ減ります。
7問:Zinn-Haller動脈輪
答えは3
短後毛様動脈の枝が集まってZinn-Haller動脈輪をつくります。短後毛様動脈・Zinn-Haller動脈輪・前部虚血性視神経症はひとつながりで覚えます。
8問:ノーマライゼーション
答えは2
障害の有無で分けず地域でともに暮らす考え方で、1950年代に北欧(デンマーク)で提唱されました。バリアフリー化はその実現手段の一つです。
9問:海綿静脈洞を通らない脳神経
答えは1
動眼・滑車・外転・三叉神経第1枝は海綿静脈洞を通ります。視神経だけは視神経管を通って眼窩先端部に入るので、仲間外れです。
10問:EOGの振幅の経時変化とArden比
答えは3
暗順応の最低値Dと明順応の最高値Lの比がArden比です。800÷400=2.0。網膜色素上皮の機能が落ちると比が下がります。
11問:視能矯正学の英語表記
答えは2
視能矯正学はorthoptics。opticsは光学、optometryは検眼学、ophthalmologyは眼科学です。
12問:小数視力からlogMAR値への変換
答えは5
logMAR=log10(1/小数視力)。小数視力0.1なら log10(10)=1.0です。小数視力が下がるほどlogMARは大きくなります。
13問:網膜神経節細胞の受容野と光応答
答えは1
受容野の中心に光が当たると興奮する細胞は、周辺に光が当たると抑えられます。隣を抑えるこの仕組みが側方抑制です。
14問:模型眼の節点から網膜までの距離
答えは4
Gullstrand模型眼では角膜から網膜が約24mm、節点が角膜から約7mm。差し引き約17mmが節点から網膜までの距離です。
15問:瞳孔中心と注視点を結ぶ線
答えは3
瞳孔中心と注視点を結ぶのが照準線です。視軸は中心窩と注視点、注視線は回旋中心と注視点。どこを結ぶ線かで判定します。
16問:分数視力から小数視力への変換
答えは4
分数視力はそのまま割り算すれば小数視力になります。20/40=0.5。分子が検査距離、分母が標準的に見分けられる距離です。
17問:調節力の計算
答えは5
遠点(D)−調節力(D)=近点(D)に当てはめます。(+1.00)−x=(−3.00)なので、調節力は4.00Dです。
18問:頭部傾斜時の眼筋作用(Bielschowsky)
答えは3
左傾斜では左眼が内方回旋、右眼が外方回旋します。働くのは左上斜筋・左上直筋・右下斜筋・右下直筋で、右上斜筋は働きません。
19問:赤ガラス試験(複像検査)による眼位診断
答えは3
赤ガラスは右眼なので赤が右眼像です。左眼像(白)が右に見える=左眼は外へずれており、交叉性複視で外斜視と分かります。
20問:外眼筋の直接拮抗筋
答えは4
直接拮抗筋は同じ眼で正反対に働く筋のペアです。上斜筋⇔下斜筋なので、左下斜筋の相手は左上斜筋になります。
21問:角膜の層構造
答えは3
角膜は上皮・Bowman膜・実質・Descemet膜・内皮の5層で、厚さのおよそ90%を実質が占めます。
22問:定義が示す疾患
答えは5
「視神経と視野の特徴的変化」「眼圧を下げれば進行を抑えられる」の2点は、緑内障診療ガイドラインの定義そのものです。
23問:Humphrey視野計の輝度単位
答えは5
dBは視標の暗さの目盛りで、0dBは機種の最大輝度にあたります。Humphrey視野計では10,000asbです。
24問:OCT断層像とEllipsoid zone
答えは4
Ellipsoid zoneは視細胞の内節と外節の境目で、外境界膜の1本外側にある太い線です。まず白黒の表示か反転かを確かめてから読みます。
25問:網膜色素上皮を評価する検査
答えは1, 4
青色光を使うのは眼底自発蛍光とフルオレセイン蛍光眼底造影です。OCT・OCTAとインドシアニングリーンは近赤外光を使います。
26問:ERG検査の波形
答えは1
a波がなく、なだらかな山が1つだけの小さい波形は杆体応答です。弱い光で記録するため視細胞由来のa波がほとんど乗りません。
27問:患者への説明対応
答えは2
説明は伝わって初めて意味があります。理解度を確かめながら進めるのが、一方的にならない適切な対応です。
28問:縮瞳作用のある薬剤
答えは3
ピロカルピンは副交感神経を刺激して瞳孔括約筋を縮めます。トロピカミド・アトロピン・シクロペントラート・フェニレフリンはいずれも散瞳薬です。
29問:眼底検査の器具の組み合わせ
答えは3
+20Dのレンズと組み合わせるのは単眼倒像鏡です。直像鏡はレンズを併用せず、レチノスコープは屈折を他覚的に測る器具です。
30問:角膜知覚計検査
答えは3
角膜知覚を伝えるのは三叉神経第1枝(眼神経)です。外転神経は外直筋を動かす運動神経で、知覚には関わりません。
31問:超音波Bモード検査が適さない状況
答えは5
硝子体にガスが入っている眼では、ガスが超音波をほとんど跳ね返すため中を写せません。小瞳孔や長眼軸長は支障になりません。
32問:視覚障害者の誘導
答えは2
まず声をかけて、自分が誰でどう手伝いたいかを伝えます。いきなり体に触れたり手を引いたりしません。
33問:視力の換算(視標距離を変えた場合)
答えは2
検査距離を半分にすると像は2倍の大きさになります。0.6×(2.5/5)=0.3です。
34問:字ひとつ視力検査を始める年齢
答えは3
3歳ごろから言葉で答えられるようになり、字ひとつ視力検査ができます。1歳はPL法、2歳は森実式ドットカードが目安です。
35問:微小斜視の検出
答えは2
微小斜視は斜視角10Δ未満で、4Δ基底外方試験が有用です。斜視眼の黄斑部に中心暗点があるため、正常なら起こる動きが出ません。
36問:回旋偏位を測定できない検査
答えは1
Hess赤緑試験は上下・左右のずれを記録する検査で、回旋の角度は数値化できません。大型弱視鏡・Maddox二重杆・眼底写真は測れます。
37問:AC/A比の計算(Far Gradient法)
答えは5
Gradient法は変化した斜視角÷付加レンズ度数です。10−(−2)=12Δ、12÷2.00=6Δ/Dになります。
38問:失明原因となる疾患
答えは1, 4
緑内障は日本の中途失明原因の第1位で、糖尿病網膜症も主要な原因です。黄斑上膜・中心性漿液性は失明の主要原因になりません。
39問:先天白内障を生じる疾患
答えは5
先天風疹症候群は先天白内障・先天性心疾患・難聴が三大徴候です。妊娠初期の母体感染で起こります。
40問:ドライアイを生じる疾患
答えは4, 5
Sjögren症候群は涙腺が自己免疫で障害され、Stevens-Johnson症候群は結膜・涙腺の瘢痕化で重いドライアイを残します。
41問:縮瞳が生じる病態
答えは2, 5
Argyll Robertson瞳孔は対光反応が消え近見反応が残る縮瞳、有機リン中毒は副交感神経の過剰興奮で著明な縮瞳が出ます。
42問:角膜内皮細胞に異常がある疾患
答えは3
内皮細胞は水分を汲み出して角膜の透明性を保ちます。減っても再生せず、汲み出せなくなると角膜がむくむのが水疱性角膜症です。
43問:サルコイドーシスの所見
答えは5
胸部X線の両側肺門リンパ節腫脹が代表的です。外陰部潰瘍・口腔内アフタはBehçet病、感音性難聴・白髪はVogt-小柳-原田病。
44問:アレルギー性疾患
答えは3
春季カタルはアトピー素因を背景に上眼瞼結膜へ石垣状乳頭を生じるアレルギー性結膜疾患です。他はウイルス・細菌感染や慢性刺激。
45問:小児緑内障の原因とならないもの
答えは3
Brown症候群は上斜筋腱が伸びず内転位で上転できなくなる眼球運動障害で、緑内障とは関係しません。
46問:屈折異常弱視に対する視能訓練
答えは3
屈折異常弱視は両眼の強い遠視・乱視が原因なので、まず完全屈折矯正です。遮閉や融像訓練は斜視を伴う症例の訓練です。
47問:Fusion lock trainingで誤っているもの
答えは5
融像を保ったまま眼球運動を負荷する訓練で、適応は発症から間もない症例です。頭位異常や抑制で代償が固まると効きにくくなります。
48問:身体表現性障害(心因性視能障害)の特徴
答えは5
申告より実際はよく見えているので、レンズ打ち消し法が有用です。本人は本当に困っており、嘘をつく詐病とは別物です。
49問:疾患と症状の組み合わせ
答えは3
滑車神経麻痺では上斜筋の下転・内方回旋ができず上斜視になります。外転神経麻痺は内斜視、動眼神経麻痺は外斜視です。
50問:プリズム順応試験の対象
答えは2
術前にプリズムをかけて隠れたずれが出てこないかを見る検査で、斜視角の変動しやすい間欠性外斜視が対象です。
51問:遮光眼鏡の効果
答えは2
まぶしさの原因になる短波長光を選択的にカットして羞明を軽減します。視野拡大や視力向上の効果はなく、網膜照度はむしろ下がります。
52問:右方視時の左眼内上転から考えられる麻痺筋
答えは3
内転位で上下を担当するのは上下の斜筋です。内転して上がったので、内転位で下げる左上斜筋の麻痺と分かります。
53問:AC/A比が高い病態
答えは4
開散過多型は近見で調節性輻輳が強く働いてずれを打ち消すためAC/A比が高くなります。輻輳不全型は低く、基礎型は遠近差が小さい。
54問:間欠性外斜視が原因で生じる近視
答えは3
外斜視を輻輳で抑えると調節もつられて働き、近視のような屈折値が出ます。これが斜位近視です。
55問:後天眼振
答えは4
輻輳後退眼振は中脳背側の障害(Parinaud症候群)で起こる後天眼振です。潜伏眼振・顕性潜伏眼振・眼振阻止症候群は先天、終末位眼振は生理的。
56問:原始反射でないもの
答えは2
瞬目反射は生涯続く生理的な反射です。吸啜・把握・Moro・Babinskiは成長とともに消える原始反射。
57問:急性内斜視発症時の複視
答えは4
像はずれた向きと反対側に見えます。内斜視では右眼の像が右、左眼の像が左に見えるので同側性複視です。
58問:輻輳近点の理論値の計算
答えは3
理論的な輻輳近点は眼球回旋点からの距離で扱います。角膜頂点から回旋点までを1.3cmとして、5.0+1.3=6.3cmです。
59問:動眼神経麻痺で生じないもの
答えは2
動眼神経は上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋を支配します。外直筋は外転神経支配なので、外転障害は生じません。
60問:乳児眼振に対する手術
答えは1, 4
静止位が右方なので、両眼を左へ向けておく術式を選びます。Anderson法(左内直筋・右外直筋の後転)と後藤法(左外直筋・右内直筋の短縮)です。
61問:外眼筋のまつわり距離
答えは2
まつわり距離は筋が眼球に接している長さです。外眼筋全体では下斜筋が最も長く、4直筋の中では外直筋が長くなります。
62問:斜視手術中の合併症
答えは2, 3
術中の合併症は強膜穿孔と筋の喪失です。眼内炎は眼内を触らないので起こらず、結膜嚢胞と縫合離開は術後の合併症です。
63問:ボツリヌス毒素治療の適応
答えは3
我が国では斜視への適応は12歳以上です。乳児期の内斜視は年齢の条件を満たさないため適応になりません。
64問:内方回旋斜視に対する術式として適切でないもの
答えは5
上直筋は鼻側、下直筋は耳側、外直筋は上方、内直筋は下方へ移動します。原田-伊藤法は外方回旋斜視に対する術式なので不適切です。
65問:交代性上斜位で誤っているもの
答えは1
交代性上斜位はHeringの法則に従わない不規則な眼球運動です。乳児内斜視・潜伏眼振との合併もあわせて覚えます。
66問:眼窩部MRIから考えられる眼位
答えは1
MRI冠状断で右眼窩の下直筋だけが著しく細く、左右差があります。下転させる力が弱いので右眼上斜視になります。
67問:2歳女児の近見内斜視とフォトスクリーナー所見
答えは3
両眼の遠視があり、裸眼の近見で内斜視。遠視を打ち消す調節に連動した調節性輻輳が過剰に働いています。
68問:外傷後の複視とHess赤緑試験
答えは5
右眼が上にも下にも動かず、筋が物理的に引っかかっているパターンです。打撲後の鼻出血もあり、眼窩吹き抜け骨折を考えます。
69問:右後大脳動脈梗塞による視覚伝導路障害部位
答えは3
両眼の左下1/4同名半盲です。4分の1の欠損は視放線で、下方が欠けるのは頭頂葉を通るルートの障害です。
70問:突然の視力低下と眼底写真
答えは4
網膜が白濁し中心窩だけ赤く見えるcherry red spotです。網膜中心動脈閉塞で網膜内層が浮腫んでおり、ERGはb波が下がります。
71問:慢性複視と小児期の頭部傾斜
答えは4, 5
先天上斜筋麻痺の代償が加齢で破綻した経過です。左上斜筋麻痺では左下斜筋過動がみられ、左眼が内転する右方視で上下のずれが増大します。
72問:40代からの夜盲・羞明とロービジョンケア
答えは2, 4
40歳ころからの夜盲・羞明と求心性視野狭窄で網膜色素変性症です。視力は保たれているので、必要なのは遮光眼鏡と白杖になります。
73問:乳児期発症の眼振とプリズム療法
答えは4
静止位が左方なので、両眼とも頂点が左・基底が右になるように置きます。右眼は基底外方、左眼は基底内方です。
74問:顔回し頭位と3方向むき眼位
答えは5
外転障害と内転時の眼球後退からDuane症候群です。手術で頭位や第1眼位のずれは改善できますが、眼球運動異常そのものは治りません。
75問:高度近視と進行する内斜偏位の確定診断
答えは1
眼軸長32mm超の強度近視で内下方に固定された固定内斜視です。眼球が上直筋と外直筋の間から脱臼していることはMRIで確認します。
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全150問の解説を書籍にまとめています。
選択肢を1つずつ検討した解説、別冊の画像26問の読み方、そして文章では伝わりにくいところに描き下ろした図を収録しています。第56回の総評(画像問題が過去5年でいちばん多い年だったこと、ロービジョン・福祉の出題が倍以上に増えたこと)も巻頭に載せました。
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